Fireタブレットでは、SDカード(microSDカード)を内部ストレージ、またはポータブルストレージを選択して設定します。
内部ストレージ化したmicroSDカードは、Fireタブレットの内部ストレージを増やすことができます。
メリットは、アプリデータを移動できるので、内部容量の圧迫を防ぐことができ、アプリをたくさんインストールして使うことが可能です。
この記事では、FireタブレットでmicroSDカードを「内部ストレージ化」して使う方法を紹介します。
FireタブレットでmicroSDカードを内部ストレージ化する方法
FireタブレットでmicroSDカードを内部ストレージとして利用する場合は、microSDカードを差し込むと自動で表示される設定画面で「内部ストレージとして使用」をタップします。
処理中に「ストレージデバイスにコンテンツを移動しますか?」と表示されたら「コンテンツを移動」をタップします。これを選択すれば、内部ストレージ化したmicroSDカードに、移動可能なデータをすべて移動してくれます。
これで設定完了です。
Fireタブレットで内部ストレージ化したmicroSDカードの使い方
Fireタブレットの「設定」>「ストレージ」で内部ストレージ化したmicroSDカードの設定ができます。
内部ストレージ化したmicroSDカードにデータを移動する
フォーマット時にデータを移動しなかった場合やアプリをインストールした場合は、手動でデータを移動できます。
これは「Fireタブレットの内部ストレージ」から、microSDカードの内部化ストレージにデータを移動させて、容量圧迫を防ぐ方法です。
ストレージの設定画面で「データを内部ストレージに移動」をタップします。
これで、Fireタブレットの内部ストレージの空き容量を増やすことができます。
Fireタブレットの内部ストレージにデータを移動する
内部化ストレージ(microSDカード)から、Fireタブレットの内部ストレージにデータを移動することもできます。
ストレージの設定画面で、「データをSDカードに移動」をタップします。
文言が逆で紛らわしいのですが、この場合Fireタブレットの内部ストレージの空き容量が減ります。
ポータブルストレージに変更する方法
内部化ストレージのmicroSDカードを、ポータブルストレージ(外部ストレージ)に変更することもできます。
フォーマットするとmicroSDカードの中身は全て消えてしまうので、必要なデータはバックアップしておきましょう。
ポータブルストレージに変更する場合は、ストレージの設定画面で、「ポータブルストレージとしてフォーマット」をタップすれば完了です。
内部ストレージ化したmicroSDカードは取り外せない
内部ストレージ化したmicroSDカードは、Fireタブレットから取り外すことができません。
もし、取り出してしまった場合は「SDカードアラート」が表示され、microSDカードを挿入するまでFireタブレットが使えなくなります。
Fireタブレットを使用するには、SDカードを再度挿入するかマウント解除してください。SDカードをマウント解除すると映画、書籍、アプリなど、このSDカードに保存されているすべてのデータが消去されます。これらのアプリを後でインストールした場合でも、SDカードに保存済みのアプリデータは失われます。Fire TabletでこのSDカードを使用するには、再フォーマットが必要になります。
もし、なくしてしまった場合は「SDカードを削除」をタップしましょう。
保存したデータは全て消えてしまいますが、microSDカードがなくてもFireタブレットが使えるようになります。
